―― いらっしゃい。物置のような僕の庭へようこそ ――
落ち葉を拾う名無しの少年について
此処は枯れて落ちた葉のようなものを拾って集めている名無しの少年が、その健気に拾って集めたものを並べて置いている場所です。
枯れ葉のように落ちていただけあって並べられているものはどれも価値が薄く、今にも朽ちて消えそうなものばかり。
ですが、どれも名無しの少年が「何かの糧になるかもしれない」と小さな希望を抱いて一生懸命に集めたもの。そんな彼のコレクションを、せっかくですからちょっと覗いていってみませんか。※とはいえ枯れ葉は枯れ葉。閲覧は自己責任でお願い致します※
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とどのつまり此処は旧作置き場。かつてイラストに添えていた文章やらなにやら、一度サイトから下ろしたものを「名無しくんが拾った」という体で並べています。今後もフォルダの奥からそこそこ様になりそうなものを発見次第、此処へ順に掲載していく予定です。名無しの少年よろしく、何かの糧になるかもしれないと願って。
此処の主、名無しくんについて
彼はその昔、半年とちょっとの間だけ存在したAZAGMAの裏ページにて看板息子を務めていたキャラクターです。イテテな文章やらグッチャグチャのヌッチャヌチャな絵ばかり置いてあったコンテンツを凛と支えてくれました。
外見年齢は16歳。色彩鮮やかな瞳に褐色の肌、フードのついた服がトレードマーク。瞬きの回数が極端に少ないのも特徴。
当時から少し捻くれ者で「僕には何もない」が口癖。何もないから名前もない、生まれ堕ちてから今日に至るまで色んな意味で七回死んだ名無し(ナナシ)という名の少年――そんな彼が1コンテンツの看板息子として再デビューを果たした次第です。
なお、裏サイトが存在したのは2001年のことなので、もし彼を知っているor覚えている方がいらっしゃったら私は感動してしまいます。PCのクラッシュなどが重なって当時の名無し君の絵が一枚も残っていないのが残念です。改めて『落ち葉を拾う名無しの少年』の看板息子、名無しくんをよろしくお願いします。
―― 僕は、僕の名前を見つけるために落ち葉のような言葉を拾って集めているんだ ――
―― 学校の隅に落ちていた枯れ葉のようなノートの切れ端を拾ってみたよ ――
―― かつてこれらは空間に彩りを与えたらしい(旧WEB素材ともいう) ――
―― 落ち葉の脇にこんなものが(2001年、サイト開設当初の作品たち) ――
―― 落ち葉の脇にこんなものが……(ウ●コだ、これ) ――
―― 名無しの絵のようなもの ――
―― さようなら、またね ――
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