皆様から寄せられた質問「悪魔回答篇」。まったり会話形式で答えて頂きました。


ルシフェル 「はい!っというワケで、皆に質問を浴びせます。司会はこのアタシ!」
カイン 「なんでテメェが司会なんだ?」
ルシフェル 「うるさいわ!誰からもアタシに質問が無かったんだから、せめて司会ぐらいやらせなさいよバカバカ!」
カイン 「あ~、人気無いんだな。主人公のクセに」
ルシフェル 「殺すぞ、アンタ!単に気になる謎が無いだけよ!うわーん!!」
カイン 「あ~、泣いた。泣いた。よし、そんなワケで始めるとしよう」


「Q1.カインさんとバアル様へ。どんなタイプの方(異性)が好みですか?」

ルシフェル 「なんで二人にだけこの質問が…。あたしにも聞けよ、あたしにも!!」
カイン 「…誰か司会代わってやった方が良くねぇ?」
ルシフェル 「あたしのささやかな役まで取る気か、貴様!ま、いいや。はい、答えて」
バアル 「そうですね。細身が好みかな。こう、抱きしめたらバキッと折れそうな女性」
ルシフェル 「…駄目じゃん!へし折れちゃ駄目じゃん!!」
バアル 「ははは。イメージですよ。あと強気なのに怖がりで少し感情的だと理想的かな」
ルシフェル 「ほっほ~。その心は?」
バアル 「震えながらも精一杯強がってる女性には至極そそられますから」
カイン 「あ~、分かる分かる。ついでに雨に濡れたりなんかしてて下着が透けてたら最高」
バアル 「いいですねえ。そんな方にはタオル貸すフリして即座に襲――」
ルシフェル 「下ネタぁあ!!貴方も結局はただの男なんスねっ!!」
バアル 「冗談ですよ、そもそも女性にはあまり興味ありません。はい、次カインの番」
カイン 「まさか男の方に興味あるとか…。ん?俺?俺はどうだろな…」
バアル 「冗談過ぎると殺しますよ。さあルシフェル。よ~く聞いておくんですよ」
ルシフェル 「勿論!!たっぷり参考にしなければ…」
カイン 「何の相談してやがる!?まあいいや。そうだな、なんつーか、こう、淑やかな人がいいな。女らしいっていうかさ」
ルシフェル 「うんうん、それで?」
カイン 「声可愛くて、言葉使い綺麗で、大人しくて、思わず守ってやりたくなるような…」
ルシフェル 「おうおう。それでそれで?」
カイン 「ま、簡単に言うとテメェとまったく正反対の女がタイプだ」
ルシフェル 「なんだと、コラァーーー!!」
バアル 「やれやれ…。ゴールインはまだ先なようですねえ…」


「Q2.カインさんとバアル様へ。好きな人いたら教えてください」

ルシフェル 「だからなんでコイツらにだけこういう質問が来るのさー!!」
レヴァイア 「モテるからじゃない?俺も聞かれなかった…。ちと残念」
ルシフェル 「レヴァ君の場合、自信を持って『居なさそう』って言えるんだけど…」
レヴァイア 「だっはっは!いやあ、その通り!!」
ルシフェル 「その反面あたしはどうですかっ。メッチャ居そうじゃん!」
レヴァイア 「っていうか、誰が好きか聞くまでもなくもうバレバレじゃん?某Cさんね」
ルシフェル 「いっや~ん。バレちゃってた♪」
カイン 「馬鹿女。早く本題入れよ」
ルシフェル 「こ…こんにゃろう…!じゃ、カインから回答ヨロシク」
カイン 「ん?俺からか。…絶対答えなきゃ駄目?」
ルシフェル 「駄目!」
カイン 「しょ~がねぇなぁ。他界しちまった女なんだが…。だから今意中のヤツはいない」
ルシフェル 「ガーン。暗い。暗いよ…。ん?変だな、アタシ死んでないぞ?」
カイン 「誰もテメェの事なんか言ってねぇよ!!」
(故)リリス 「あらっ、じゃあそれってもしかして私の事なのかしら♪」
(故)サタン 「悪いな、コイツはもう俺のモンなんだよ。フッ…」
カイン 「…出たー!!オバケェェェーーーッ!!(叫)」
ルシフェル 「おお~、クールなカインが絶叫したっ。っていうか、パパママ久しぶり~!」
(故)リリス 「うん、久しぶりねv」
カイン 「天国に帰れお前ら!シッシッ!」
(故)サタン 「酷っ!!」
レヴァイア 「なんかメチャクチャな展開になってきたなあ。(故)って何…」
バアル 「まったくです。あ、ちなみに私も現在意中の人は居ません」


「Q3.バアル様の耳のフサフサって…?」

バアル 「まあ、天使というのは背中に羽が生えていますよね。私は初期の創造物なので神が創造に慣れていなかったのか少し妙な身体で生まれたので、背中にあるべき羽が耳の代わりに生えてしまったのです。でも音はバッチリ聞こえますよ。何処に鼓膜があるのか自分でも分りませんが。とりあえず、ピアスなどのお洒落を出来ないのが少し不便ですね」
レヴァイア 「昔はフサフサで色々あったよな。今じゃすっかり開き直ってるようだけど」
バアル 「ま~ね。普通の天使と違って飛べないし、あんま羽ばたかないし」
レヴァイア 「だから大嫌いだったんだよな、フサフサ」
バアル 「もう大昔の話ですね。今では結構気に入ってますよ」
レヴァイア 「あ、あと『引っ張られるとどのくらい痛いんですか?』って質問も来てるぞ」
バアル 「おほほ。簡単に言うと、男の代表的な急所を蹴られるより痛いです」
レヴァイア 「お…恐ろしい!!」
バアル 「なんかこう、頭にガーンと響く痛みなんですよ。ガーンと」
レヴァイア 「根が深いから、神経にでも直結してるのかな。痛そうだ…」
バアル 「そう思うなら今度からこのフサフサに悪戯しないでください」
レヴァイア 「は~い…。触るだけならいい?」
バアル 「駄目!もうコレには触ってもナニしても駄目です」
レヴァイア 「ちぇっ。触り心地いいのになぁ~」
ルシフェル 「あああっ!司会のあたしを無視して質問に答えるな!!」
レヴァイア 「あ、ルーシーいたんだ。ごめんごめん」
ルシフェル 「ひひひひっ…酷いわ~、レヴァちゃん!」


「Q4.レヴァ君のタトゥが見たいです」

ルシフェル 「だってさ、レヴァちゃん」
レヴァイア 「ちょっとだけならいいわよん」
ルシフェル 「いやいや、ちょっとなんて言わずに…脱げ。全部見せろ」
レヴァイア 「な…な~んて事を言うんだ、ルーシー!さては俺に惚れてるな!?」
ルシフェル 「なにー!?そっちこそなんて事言うの!普段から素肌に毛皮のコートっていう限りなく裸に近い格好をしているんだから肩を見せるなんてお安いもんでしょーが!ほら、脱げっ!!」
レヴァイア 「確かに俺は普段から限りなく裸に近い格好をしている!でも、全部脱ぐのは流石に恥ずかしいんだよねっ!」
ルシフェル 「何も下を脱げって言ってるわけじゃないんだから、いいじゃないのよ!脱げ!」
レヴァイア 「キャー!エッチーー!!俺の胸に触ったーっ!!」
ルシフェル 「キャー!胸触っちゃったーー!…素敵!」
レヴァイア 「…え!?マジで!?」
ルシフェル 「マジマジ!ね~、だからコート脱いでその素敵な身体全部見・せ・て☆」
レヴァイア 「おっと、その手には乗らねぇぜ!」
ルシフェル 「ち…畜生!!」
バアル 「やれやれ。この二人じゃ話が進まないので私が代わりに答えますね。レヴァ君の肩にあるタトゥは無骨な黒一色の竜です。トライバル風で格好良いんですよ。本人も気に入っているので、戦場で腕がモゲるたびにせっせと彫り直しています。なお、タトゥを彫った経緯は破葬神話本編で明かされていますので、そちらで確認してくださいな」


「Q5.皆さんの中で一番の大食いは誰ですか?」

ルシフェル 「レヴァちゃんかカインか…。二人のどっちかだろうな~」
カイン 「レヴァだろ」
レヴァイア 「いや。案外カインの方が。…ひょっとするとバアルかもしれねぇよ?」
バアル 「何故!?」
レヴァイア 「昔、腹減ってるからってオムライス34杯食ったじゃん」
バアル 「ドキッ!でも、そんなのまだ甘い方でしょう。貴方たち二人に比べれば」
カイン 「そっかあ?ま、俺はカレーなら最高62杯いった事があるが…」
レヴァイア 「俺、500gのビフテキ50皿いった事あるなあ」
一同 「………」
ルシフェル 「お兄さんたちの胃袋は底無しブラックホールなんで、誰が一番かってのないみたい。まあ、普段はやっぱレヴァちゃんとカインが同着一位だと思うな。今度フードファイトさせてみたいね~」


「Q6.魔界の街で一番人気&支持されているのは皆さんのうち誰?」

ルシフェル 「ん~…。やっぱ魔王二人が強いと思うのよね。顔とか実績から言って」
カイン 「そうなるとレヴァよりバアルかな」
レヴァイア 「そうなるとって、ど~ゆ~事!?」
カイン 「だってお前、モテてるかぁ?」
レヴァイア 「そりゃあもう!街じゃ男も女もヒーヒー言わせてるさ!」
ルシフェル 「ヒーヒー!?」
カイン 「それ、なんか危うい響きだな…」
レヴァイア 「ん?俺、なんか良くない事言った?」
カイン 「いや、別に…」
ルシフェル 「でもカインの言う通り、一番はバアルかな。やっぱ魔界の戦う頭領だし!」
レヴァイア 「まあ、確かに。容姿端麗で知的で器用ときたもんだ。おっと褒めすぎた!」
カイン 「ルーシーはどっちかって言うとマスコット的な存在だから、ちと及ばないな。わははは」
ルシフェル 「フフン。分かってるわよ。ちっとも政治やってないし、まだ力足らずだし…。ぐすん…」
レヴァイア 「そういやカインもなかなかの人気だぞ。…顔と身長が」
カイン 「外見のみ!?中身は!?力は!?知性はっ!?」
レヴァイア 「お前、すっげぇ近寄り難いからな~。中身があんま知られてないらしいよ」
カイン 「じゃ、今度にこやかに街を歩いてみるか…」
ルシフェル 「それはそれで、凄く怖いと思うんだなあ…」
カイン 「チッ。打つ手無しか…。まあ、いいや」
レヴァイア 「っつ~ワケで結論はバアルが一番って事だな。アレで性格も良けりゃ完璧なのに」
カイン 「そうだな。実は俺より近寄り難い男なんじゃないか?アイツ」
ルシフェル 「全身から物凄い威圧感が放たれてるしね~。アレは下々の方から見たら怖いよ」
レヴァイア 「何より笑いながら人を殺せる男だからな!冷徹なる王って言うくらいだし!」
バアル 「…貴方達、そういう態度とるんですねぇ?ふ~ん。そうですか、そうですか…」
カイン 「!?お前いつの間に背後に…!」
ルシフェル 「うああ!凄い怒っている様子!!」
レヴァイア 「ひぃぃ!爪尖らせてやがる!本気だあ!逃げろーー!!」


ミカエル 「はいっ。そんなこんなでお送りしました皆様からの質問『悪魔回答篇』如何だったでしょうかん!こいつぁネタバレだっていう質問には残念ながら答えられなかったんですけんども、っていうか…、ほとんどマトモに答えてないような気が…。ゲフンゲフンッ!」
カオス 「まぁ~、でも、こんなもんじゃないかな。ハッハッハッ」
ミカエル 「ん~…。ちなみに今みんなは元気に追いかけっこをしてるので、こうして僕が締め括らせてもらってます~ん」
カオス 「それじゃ。またね」


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