皆様から寄せられた質問「悪魔回答篇2」。まったり会話形式で答えて頂きました。


ルシフェル 「はい~!っというワケで、皆に質問を浴びせます。司会はまたまたこのアタシ!」
カイン 「なんでまた…?」
ルシフェル 「うるさい。アタシは主人公だぞ!司会やって何が悪い!!」
カイン 「あ~、そうだなぁ。主人公のクセに影薄いから、こういう場で目立たないとな」
ルシフェル 「ホンットに腹立つわね、アンタ~!うわああ~~ん!!」
カイン 「あ~、泣いた泣いた。また泣いた。よし、そんなワケで始めるとしよう」


「Q7.悪魔軍の中で、一番おしとやかな&カッコイイ&可愛いと自信を持って言える人は?」

ルシフェル 「聞くまでもない質問じゃない。勿論全メンバー中一番おしとやかであり可愛いのはこのアタシよ。誰も異議無いでしょ?」
カイン 「うっわぁ…そんな浅はかな自信どっから湧いてくんだ、オメェ?」
ルシフェル 「何さ!自分に自信があるってのはとってもとっても良い事なんだぞ!!」
カイン 「本当に淑やかな女は自分から名乗り出たりしないもんだ」
ルシフェル 「ぐはぁっ。まったくもう揚げ足取りが好きなヤツめ…!ところで男性陣諸君。自分をカッコイイと自信を持って言える人は手ぇ上げて~」
一同 「シーン…」
ルシフェル 「…。このウソツキ共め」
バアル 「な…何故そう言って私の顔を見る!?」
レヴァイア 「そして何故俺の顔を見ない!?」
ルシフェル 「だってそうじゃな~い。絶対自信あるでしょ!」
バアル 「無いってば」
カイン 「分かってねぇな、ルーシー。男ってのは背中で語る生き物だ。そうそう心の内を正直に口になんかしねぇんだよ」
ルシフェル 「よし、じゃあ皆後ろ向け!」
レヴァイア 「な…なんでまたそんな…?」
ルシフェル 「…。あー!やっぱり皆自信有り有りじゃん!背中が自信に満ち溢れてるぞ!!」
カイン 「ひでぇ言い掛かりだ…!」
(故)サタン 「まあまあ、そうモメるでない。どう争っても一番カッコイイのは俺だからな」
ルシフェル 「おお~!流石パパ!そうだよ、事実上文句無しに一番はパパだ!」
(故)サタン 「ワハハ!そういうお前こそ流石俺の子だけあって文句無しに一番可愛いぞ!」
ルシフェル 「やっだ~、そんなお世辞言っちゃって。パパってばダンディなんだから~ん」
(故)サタン 「ハッハッハッ!そういうお前だってキューティだぜ!」
カイン 「…。この子にしてこの親あり…。なんて能天気な親子なんだ…」
バアル 「フッ。今更気付いたんですか、カイン…」


「Q8.バズー&デイズに質問です。あなた方の憧れの人は?そして一生ついて行きますぜ兄貴!(姉貴)と呼べる人は?」

バズー 「やったー!!デイズ!デイズ見てくれ!俺達にも質問来たぞー!!」
デイズ 「ホントだ!やったね、バズー!!思えば…思えば長かった…!」
バズー 「そうよ。親の仇を討ちたいとルーシー宅の門を叩いて仲間入り出来たと思いきや」
デイズ 「待っていたのは掃除洗濯、家事手伝い…」
バズー 「無駄に料理の腕前ばかり上がっていったよなあ…」
デイズ 「そうよね。あたしたち何気に料理凄い上手くなったよね…」
バズー 「得意料理はカレーです…」
デイズ 「カレーにはジャガイモ入れない方が美味しく仕上がるのよね…」
ルシフェル 「関係無い事ばっか言ってないで質問に答えろーーっ!!」
バズー 「なんだよ~。いいじゃんかよぉ。…え~とね。そうだなあ。まずは憧れの人かあ」
デイズ 「あたしはバアルさん!あの性別を超越した容姿に化粧テクニック!強さと気品!妖艶な出で立ち!憧れちゃうな~」
バズー 「分かる!ん~、俺は~…。誰って言われると迷っちゃうな。ルーシー以外の周りの皆にはとにかく憧れてるからさあ」
デイズ 「分かる分かる!ルーシー以外皆様素敵過ぎて困っちゃうよね!」
ルシフェル 「アタシ以外アタシ以外って強調すんのヤメロよな…!じゃ、一生ついて行きたい兄貴、姉貴は誰?」
バズー 「そうだなあ。誰って言うと、俺はカインの兄貴について行きたい!あの男気溢れる生き様!後先考えない捨て身戦法!かなり不良入ってるのに優しいところ!全てにおいて男の鏡だよね。何処までもついて行きてッス~!!」
デイズ 「いいね、いいね~!分かるよ!んと、あたしはレヴァさんについて行きたいな~。あの守ってあげましょう精神と多大な包容力!そして母性本能をくすぐる仕草!何処までもついて、お傍にいたい方だわん♪」
バズー 「おお~。数千歳も年上の男性に母性本能くすぐられるって凄い話だな…!」
ルシフェル 「ちょっと待て!お前らアタシに対しては何の憧れも抱いてないんかい!?」
デイズ 「え~?だってルーシーは年下だもん。姉御とは呼べないよ」
バズー 「ルーシー。さてはこの事実をすっかり忘れてたな?」
ルシフェル 「そ…そうだ。そうだった。アタシが最年少キャラだったんだわ…」
デイズ 「そういえば、兄貴は一杯いるけど姉貴というとルーシーのママさんしかいないのよね。実は結構ムサい…と言うか、逆ハーレム状態!んっもう、あたし幸せ!」
バズー 「お前、いきなり何言ってんだよ…」


「Q9.カインに質問です。貴方は「突っ込み」ですか?「ボケ」ですか?「両方」ですか?」

カイン 「…どっちだ?」
ルシフェル 「自分で自分の位置分かってないのかよっ!」
カイン 「だってよ~、突っ込みする事もされる事も多々だからなあ。…俺は両刀なのか?」
ルシフェル 「両刀ーっ!?またアンタってヤツはそんな卑猥な響きのある言葉を~~!」
カイン 「おお。突っ込まれちまった」
バアル 「この頃思うんですけどね。カイン君のはボケと言うより、性的な単語を乱用するからルーシーが照れて反応するって感じに見受けられますよ」
ルシフェル 「流石バアル!そう言われれば確かにそうだわ!コイツ、エロいんだよ!!」
カイン 「おい…。少年少女達が変に俺を誤解するような言い方すんじゃねぇよ…」
ルシフェル 「何さ!アタシの言ってる事は間違ってないぞ!」
カイン 「…。他の男を捜せ、ルーシー。俺はもうお前を守れない」
ルシフェル 「ガビーン…。いやああっ!もう言わないから捨てないで~~!!」
カイン 「そうそう。それでいい」
レヴァイア 「う~ん。ホントお前らって一体どっちが尻に敷かれてるのか分からないなあ~」
バアル 「それはそうと、この質問に対する回答は一体どうしましょ?」
カイン 「そうさな~。どっちつかず。ボケと突っ込みの両刀って事でいいんじゃねぇ?」
ルシフェル 「だから両刀じゃなくて、両方って言ってくれ~~!」
カイン 「男も女もどっちもOKな事を『両刀』と言うが簡単に『両方』と言う場合もある」
ルシフェル 「馬鹿ーーーーっ!!」
バアル 「カイン君、カイン君。うちの甥っ子はまだまだ純真な夢見るお年頃なんだから、あまり変な知識与えないであげてくださいよ…」
レヴァイア 「わははは!でもそろそろ汚れてきたよなあ、ルーシーも」
バアル 「そうですね。もう16歳ですし。16と言えば私なんかもう色々と済んでいました」
カイン 「大体そん位の年にはそうだよな。俺なんか、アレは確か13の時だったかな」
レヴァイア 「おお~。カイン早いな!でも俺も負けてないぞ」
ルシフェル 「うわーー!黙って聞いてりゃあ、何でいつもそういう方向に話が行くんだーー!」
カイン 「フッ。俺達に夢を見ちゃいけないぜ。所詮男ってのは…」
レヴァイア 「シッ!カイン、シッ!それ以上正体バラしちゃ駄目!」
ルシフェル 「うわーーん!もう嫌だー!こんな兄貴達に囲まれてるのーー!!」
バアル 「あ~あ。減滅されちゃった。貴方達のせいですよ」
カイン 「テメェだって一役かってたじゃねぇか!!」
レヴァイア 「お~。散々ボケ続けておいて最後の最後に綺麗に突っ込み決めたな、カイン」
バアル 「お見事、カイン」
カイン 「おう。お前こそ良い仕事してくれたぜ、バアル」
ルシフェル 「ワケ分かんねぇよ!!」


「Q10.悪魔軍のお兄様達に恥ずかしながら質問です。皆さん劇中で頻繁に下ネタ会話で盛り上がっていますが、そ…そういうの好きなんですか…?」

カイン 「おおっと。上の会話を綺麗に指摘された形だな。見事な順番だ」
ルシフェル 「感心してる場合じゃないだろ!少しは反省しろ~!!」
バアル 「フフッ。心外ではありますが、完全に否定も出来ぬ。何と悲しい男の性」
ルシフェル 「貴方様までそんな事を言うー!」
レヴァイア 「いやあ、ルーシーの前ではちゃんとそういう話は自粛してるよ。なあ?」
カイン 「おうよ。ちゃんと気ぃ使ってやってんぜ」
ルシフェル 「自粛って…。アタシが居ない時にゃ一体どんだけ酷い会話してんのさ…!?」
レヴァイア 「え~?別にそこまで凄い話はしてないと思うけどな?」
カイン 「軽く千年以上生きてきた男共が水入らずでダベってりゃ下の一つや二つ普通に出る話題だろ。健全な証拠じゃねぇか」
バアル 「そうそう。逆に普段そういう事を口にしないヤツに限って色々と不健康なんです」
レヴァイア 「そもそも男だけの席でしか出さない話題だから別に害無いっしょ?それに、こういう話をポロポロッと出来るってのは俺達が仲良い証拠じゃないか。うん」
ルシフェル 「み…皆さん軽~いノリで凄い事言ってますな…」
バアル 「いいえ~。今は亡き貴方の父には敵いませんて」
ルシフェル 「なんですと!?」
レヴァイア 「アイツは超照れ屋だったからちょっとイジるとポロポロとボロ出したよね」
カイン 「お前ら…揃いも揃ってどんだけ酷く帝王イジったんだよ…」
バアル 「最近奥さんとはどうよ~?って聞いただけで顔真っ赤にするものでね~。そこをガンガン追求するともうポッロポロと色んな話が出てきて面白かったですよ」
レヴァイア 「な~。面白かったよな。今出来ないのがホントに残念だよ」
カイン 「何だ。そんな面白い事してたのか。俺も混ざりたかったな~」
ルシフェル 「君達~!死者を冒涜するような事言わないでくださ~~い!!」
(故)サタン 「そうだぞ!あんまり酷い事言うと化けて出てやるからな!!」
レヴァイア 「って、もう化けて出て来てるし!」
(故)サタン 「だってお前ら、俺が死んでるのを良い事に我が愛娘の前でそんなそんな!」
カイン 「…まあ、丁度良いや。なあ、サタン。俺お前に聞きたかった事が色々あんだよ…。ヘッヘッヘッ。ちょっとツラ貸せや。向こうでゆっくり語らおうぜ…!」
(故)サタン 「ひいっ!おおおおお、お前そんなヤツだったっけ~!?」
カイン 「時の流れは人を変えんだよ…。あの時は俺も若かったからなあ。此処ぞとばかりにほんの一時の青春を堪能しようと必死だったんさ。そんなワケで、来い」
(故)サタン 「い…いやん!俺から何を引き出す気だ!?放して!放して~!……」
ルシフェル 「…。あ~あ。パパ連れて行かれちゃった。って、カインてうちのパパが生きてるうちに会った事あるのかな?何かいつも知り合いみたいな感じで話してない?」
バアル 「まあ、詳しくは本編にてね。何だかカインとサタンの会話が聞けるのが此処の場所だけなの凄く勿体無い。良いコンビなのに」
レヴァイア 「よし!ならばドラゴンボールを集めてサタンを生き返らせよう!」
ルシフェル 「それ、ウチらの世界には無いでしょ!どうでもいいけど、アンタ達見事に質問の答えはぐらかしたわね…」
レヴァイア 「え?何の事?」
ルシフェル 「ああん。レヴァちゃんの真っ直ぐな瞳に見つめられると追求出来なくなる~っ!」
バアル 「よく分からないけど、助かった」
(作者補足) 彼らは悪魔。とても不道徳な存在です。尚且つ、いつも命懸けで戦っています。疲れている人は下ネタ話ばかりするとも言いますし、大目に見てあげて下さい。


「Q11.カイン君へ質問です。人間離れしていますが、実はそろそろ目からビーム!とか、カメハメハー!とか出せるんじゃないですか?」

カイン 「おいおい。俺を一体何だと思ってんだ!?」
レヴァイア 「わはははは!ぶわっははははは!!いい!コレ、いい!!凄くいい!!」
カイン 「笑い過ぎだ、お前…」
レヴァイア 「で、どうなん?出来るの?出来るんだろ?お前なら出来る!」
カイン 「出来ねぇよ!出来るんだったらやってるさ!舞空術とかすげぇ~憧れてるし!」
レヴァイア 「まったまた。隠してるだけでお前ホントは蝙蝠羽とか持ってんだろ?」
カイン 「ねぇよ!あ~あ、目からビームとかカメハメハか…。やってみてぇな、ホント」
レヴァイア 「そうだよな~。どうせ人間離れしてんだから、究極まで人間離れしたかったろ」
カイン 「んなこたねぇ…。なあ、俺はともかくお前ら魔王はどうなんだよ?」
レヴァイア 「ん!?それは一体どういう意味だい?」
カイン 「お前ら何気に目からビームとか出した事ねぇじゃん?いつも念じて何か出してるだけでさ。でもやろうと思えば出来るんだろ?」
レヴァイア 「あっはは~。成程。いや、俺っちは風使いだから出来ないけど、相方が…」
カイン 「相方が…何だ!?俺冗談で言ったんだぞ!?」
レヴァイア 「いや…昔ね。昔だけど…アイツぁ目から冷凍ビーム出すわ、口からブリザード吐くわ、色々と凄い事してた時期があっただよ。ありゃ見てて面白かった!」
カイン 「き…極めてやがる…。流石は魔界の大統領…!しっかしまた何でそんな」
バアル 「ははっ、若気の至りですよ。堕天ホヤホヤの頃はまだ20そこらの若造でしたからね。こう、悪魔らしく!って思って」
カイン 「成程。…って、またお前いつの間に背後に!?」
バアル 「何。魔王たる者、神出鬼没でなければね。ねえ、レヴァ君?」
レヴァイア 「あわわわわ…!いや…バアル。俺はね。あのね。そのね…」
バアル 「うんうん。分かってるよ、レヴァ君。よくもバラしてくれたな。後で覚えてろよ」
レヴァイア 「ひい~~~っ!!ママ、御免なさい~!!」
バアル 「誰がママだ、コラァ!!」
カイン 「流石。長生きしてるだけあって面白い過去一杯持ってるな、アンタら…」


「Q12.皆さんは自分達を正義と思ってますか?それとも悪だと思ってますか?」

ルシフェル 「おおお~!ちょっと真面目な質問が来た!…え~と。アタシは別に意識してないな。親の選択を正義とは思わないけど、でも間違いとも思っていないよ」
カイン 「俺も同じく意識してない。善悪のどっちだろうが、自分が絶対だと思った道を進んだだけの事。俺を善と見るか悪と見るかは第三者の自由だ」
レヴァイア 「言いたかった事先に言われちゃった…。俺も正義がどうとかいう考え無しに、自分がやりたいと思った事をただやってきただけ。どう見て貰っても構わないよ」
バアル 「これは誰に聞いても答えは同じような感じでしょうね。ただ、我々魔王は一度も自分達を正義と思った事はありません。何故なら私達こそがこの長きに渡る戦争を勃発させた張本人であり、数多くの命を散らしてきた殺戮者であるからです」
レヴァイア 「俺達魔王を英雄と謳う者は少なくないけど、俺はこの称号を少し疑問に思う。『本当の英雄は歴史に名を残さずに死んでいる。』って格言があるの知ってる?そ、誰一人傷付ける事無く静かに散っていった者こそが本当の英雄」
バアル 「我々は三流の英雄に過ぎない。正義の旗を掲げる事などとても出来ません」
レヴァイア 「俺達が掲げたのは反旗だ。だから、俺達は悪と思われる事を覚悟している」
バアル 「っと、答えはこんな感じでいいでしょうか?」
ルシフェル 「いやあ、最初は下ネタとかの話が多くてどうしようかと思ったけど、最後の最後に綺麗に決まったね!流石、人生経験豊富なお兄様達!」
レヴァイア 「ホッ。信頼回復出来て良かった…!」
カイン 「お前らが言葉運び上手くて助かったぜ」
バアル 「はははっ。立場上演説する機会が多いですから。良かった良かった」
ルシフェル 「…オイ。色々なボロ誤魔化す為だけにこんな回答したんじゃないだろな…!?」
レヴァイア 「何言ってんだ、ルーシー。そんな筈ないだろ~」
ルシフェル 「あ~ん!レヴァちゃんの真っ直ぐな瞳に見つめられるとアタシ弱い~!」
カイン 「…。君の瞳に乾杯」
バアル 「いいなあ。レヴァ君は可愛い目ぇしてて。私の目は皆を凄く怖がらせる…」
レヴァイア 「な…何か良く分からないけど、俺、今回凄い役立ったみたいだね!?」


ミカエル 「はいっ。そんなこんなで御贈りした皆様からの質問『悪魔回答篇2』如何だったでしょうか!相変わらず答えになってない回答が多い気がしないでもないんだけど~…。仕様が無いッスなあ。コレが皆の回答スタイルみたい」
カオス 「ハッハッハッ。でも僕達だっていざ質問が来たらこんな感じじゃない?」
ミカエル 「そうかも~ん。こんな感じではありますが、まだまだ質問待ってるよん」
カオス 「それじゃ。またね」


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