Character
Raym
-
ライム
Raum …… 「空間」の意
- 愛称
- ライム|鳥さん
- 年齢
- 天地創造後に生誕
- 性別
- 男(っていうか雄)
- 身長
- 196cm(人間形態時)
- 髪色
- 黒
- 眼球
- 金
- 装飾
- ゴールド|アレクサンドライト
- 血縁
- 魔界に住んでるカラスはみんな弟分
- 種族
- 悪魔
- 地位
- 貴族(王様のペット)
- 武器
- 氷+風属性魔法|爪
- 主人
- バアル
- 口癖
- 「私は鳥ですから」
人物像
普段は金色の瞳を持つカラスの姿で活動しているバアル様のペット。飼い主である魔王バアルを「我が君」と呼んで敬い補佐的な立場を担っている。毎日バアルの遣いとして手紙を運んだり魔界の上空を優雅に飛び回って街の様子を見守るのが彼の役目。ペットとはいえ王の補佐であり反逆戦争以前からバアルに仕え己の全てを捧げているため、彼はカラスながら街の人々から目上の者として大いに慕われている。
外見はカラスの時だろうと人の姿の時だろうと大きなアレクサンドライトをぶら下げた純金のネックレスを常に身に付けているのが何よりの目印。心許した者にのみお披露目する人間形態はかなりの男前。細身の長身かつ胸元に届くほどの長い黒髪、黒尽くめの服、褐色の肌、何処か淡々とした表情でもってカラスの面影が微かに見える切れ長の鋭い目つきに金色の瞳を宿している。
王の補佐でありながら普段は本当にただのカラスとしてバアルの城の裏庭で生活しているためライムが人間形態になれることはもちろん喋れることすら知らない者は多い。が、いざ口を開くと言葉遣いは至極丁寧だがしかしバアル以外には悪気なく無駄に正直な発言ばかりする困ったさんなので、彼のことは知らないままの方がいいかも分からない。
作者用メモを兼ねた備考
★一人称は「私」でバアルを「我が君」レヴァイアを「ご主人様」と呼ぶのが特徴。なおかつ「私は鳥ですから」が口癖でもっていざ喋ると鳥だけあって(?)本当に遠慮なくズケズケとモノを言う男。ポーカーフェイスを保ったまま容赦のない鋭利な口撃を続ける姿は流石あのバアルのペットという感じである。
★「こんな抵抗する術を僅かも持たない軟弱な鳥を嬲り殺すことになんの得がありましょうか?」「天使としてのプライドは傷まないのですか?」「私を殺しても貴方が損をするだけですよ」「動物虐待反対!」等、ネチネチと相手のメンタルを揺さぶって身を守る術には長けている。
★普段、徹底してカラスとして生きている理由は本人曰く「便利過ぎる人の姿をしていると色んな欲が出てしまうので」とのこと。
★徹底したポーカーフェイスの持ち主。忠誠を誓っているバアルの前でしか感情を表に出さない。
★色々と変わっているお方なので意図したわけではないだろうけど外伝ではリリスの好奇心を大いにくすぐった。
★ただの鳥なので長身褐色肌でもってそれなりにムキムキな見た目に反して戦闘能力はボロボロのスカスカ。本人も自分の非力を自覚しているため戦場に登場する機会は皆無。何が起ころうとバアルからは常に留守番を言いつけられている。
★一応はバアルとレヴァイアの加護を受けているので言うほど弱くはないはずなのだが……。
★バアルから「私と共に生き続けろ」と命じられているため逃げ足の速さは全キャラ中トップクラス。彼の死なない努力の凄まじさたるやハンパではない。
★有事の際はもっぱら逃げて姿を暗ませているか街で煙草屋のお手伝いをしているかのどちらか。
★堕天前は真っ白な羽を持つカラス、人間形態時は金髪の褐色肌。当時から珍しい存在だったという。
★何故か親しい仲間から「カラス臭い」とナジラれることが多い。それに対して本人はノーリアクション。自分で自分を「鳥ですから」と言ってるだけある。
以下、ネタバレ要素を含む備考
★元々はジブリールのペットだった
★だが、ジブリールが姿を消したことを機に新たな生き甲斐としてバアルに忠誠を尽くすことに決めたという。
★頑なにペットの立場に固執している理由
★それはバアルが自分を一人の男ではなくペットとして必要としていることを知っているため。自分が愛でられ必要とされているのはペットであるから……。ならばバアルに絶対の忠誠を誓っている彼がペット以上の立場を望むわけもなし。バアルの為に生きることだけが幸せな彼は喜んで今の立場を維持している。
★レヴァイアからも厚い信頼を得ているのは彼が頑なにペットとして忠誠を尽くしているため。