Character
God
-
神
God …… 尊敬や信仰の対象、人知を超えた絶対的存在の意。
- 本名
- 不詳(自ら封印した)
- 通称
- 神|創造主|主
- 年齢
- 世界誕生と同時に誕生
- 性別
- 両性具有
- 身長
- 240cm
- 髪色
- 金
- 眼球
- 虹色(角度によって色が変わる)
- 装飾
- ゴールド|宝石はなんでも好き
- 血縁
- この世界に生きるもの全ての親
- 種族
- 不詳
- 地位
- 神
- 武器
- 無属性魔法
- 欠点
- 情緒不安定
人物像
創造主と呼ばれる物質を司る存在。この世界における万物の源。その出生から何から謎に包まれている者。常に天界の果てにある神殿内部、七色のカーテンの奥に身を潜めており、そこからエコー掛かった低音の声でお告げを送り天使たちに様々な命令を下している。
七色カーテンの向こうに足を踏み入れることにより目に出来る実際の姿は240cmの長身で若干男性寄りの両性具有な身体に人形のように美しい顔と身長よりも長い金髪という出で立ち。常に金色のオーラを纏い背中には6つの羽を有している。
なお、主に「神」や「創造主」等と呼ばれているが、それは彼自身が自分の本当の名前を決して口にしてはならない世界最大の禁忌としたため。
性格は一言で表すと酷く不安定。物静かに振る舞ったかと思えば嫉妬深く感情的で子供っぽい部分も見せ、下々の者には冷酷無比な反面自分に付き従う者には心の広い面も見せる。カーテン越しの口調は相手に圧迫感、威圧感を与える重々しいもの。素の口調は割りと朗らか。潔癖と思いきや下ネタ話にもノリノリで応じたりする不思議な御方。
自身の支配を受けない希望の概念と絶望の概念を忌み嫌い、なんとかその力を自分のものにしたいと考えている野心家であり最近では人間たちが自分を崇めなくなったと知り、数千年もの歳月をかけて独自の進化を遂げ文明を築き生活を営んでいた人間界を心痛めることなく無に帰した。
作者用メモを兼ねた備考
★絶えず産みの苦しみを受け続けている影響からかとにかく不安定の一言に尽きる存在。細い糸一本でどうにか自分を繋ぎ止めているようなもの。人形のように無表情を保っているかと思えば感情を剥き出しにして喚く、丁寧な言葉を紡いでいるかと思えば下品な罵倒を始める、寛大と思いきや嫉妬に狂う等、情緒不安定振りの例を上げればキリがない。
★ジブリール、バアル、ラファエルの三人が大のお気に入り。中でも長年付き従ってくれているラファエルには微妙に頭の上がらないところがあるっぽい。ラファエルによる数々の気まぐれ命令違反を許しているのがその証。
★産みの苦しみを紛らわせたい一心からか色情狂な一面が目立つ。その絶対の権力を盾に身体を求める様は正にケダモノ。本人に悪気が一切ないのもまた質が悪い。実際サタンに色狂いを咎められた際に神は「何を怒るか。この我に求められたのだぞ、光栄だろうが」と居直った。
★この意識のすれ違いが後に世界を大混乱へと導き、反逆戦争を勃発させた。
★こんな性格なので自分としては溺愛しているつもりだったジブリールにそっぽを向かれた。そしてそっぽを向かれた原因が理解できず大いに戸惑った。
★ジブリールとバアルを手中に収めたくて仕方がない理由の一つがこの行き過ぎた色狂いだったりする。
★色々と問題有りな存在だが産みの苦しみに喘ぐ以前は大らかで優しい人格者であり、子供たちから慕われる良き親だった。
★一人称はカーテン越しでも素でも「我」。口調は常に上から目線でもって大らか。威厳にも満ちている。
★戦闘スタイルは魔力特化型と思いきや意外に体術にも長けており、240cmの大きな身体でいざ前線に立った際はサタンを執拗に素足で踏みつけた。また余談だが神様のおっぱいは頭をぶつけて悶絶したサタン曰く「すげー固い!」らしい。
★悪戯に夢を見せる希望の存在を嘆き、自身の創造物を容赦なく屠る終わりの存在を何より憎んでいる。特に終わりを司る破壊神は愛するジブリールの心をも容易く奪っていった――神にとってレヴァイアは憎んでも憎み足りない相手である。
以下、ネタバレ要素を含む備考
★神を構成する身体の秘密
★万物の源である神の身体はあらゆる衝撃を吸収、無効化してしまう。つまり刃を向けようとも刃の源である神の身体は決して傷付くことがない。ただし希望の神と破壊神だけは神から直接生まれた存在でないため痛みを与えることが出来る。
★ただし、万物の源である神を傷付けることはこの世界の全てを傷付けるに等しい行為であり、実際にレヴァイアが神を殴りつけた際は世界中のありとあらゆるものが痛みに悲鳴を上げた。神をたった一発殴りつけただけで大地には亀裂が走り、鳥は地に落ち、草花は散り、人々は身体が引き千切れんばかりの激痛にのた打ち回ったのである。
★これは悪魔たちが神を容易く殺せずにいる理由の一つでもある。